- 分布・産地
- 米国西海岸。太平洋北西海岸地域の代表的な広葉樹。
- 主な特徴
- 伐採時にはほとんど白色だが、空気に触れるとじきに淡紅褐色や淡黄褐色に変わる。心材は樹齢が高くならなければ形成されず、形成後も辺材の色の差はあまりない。木目は一般的に通っている。
- 加工性能
- 機械加工がしやすく、旋盤加工やつや出し加工に特に適している。組立は釘、ネジ、接着のどれでも適しており、サンダー加工、ステインやペンキの塗装仕上げで綺麗に仕上がる。乾燥しやすく乾燥による損傷はほとんどなく、乾燥後の安定性は高い。
- 物理特性
- 広葉樹としては比較的軟らかな樹種で密度は中程度。
- 耐久性
- 心材は腐れに弱く、家具に巣食う木食い虫の害を受けやす。いが、浸透性が高いため防腐処理に適す。
- 入手状況
米国内 | かなり入手しやすいが、地域によっては大きな差あり。 |
輸 出 | 市場によって楽に入手できるところも、難しいところもある。ラフ材と木取り材で出荷される。 |
- 主要用途
- 家具、キッチンキャビネット、ドア、内装用モールディング、ダーニング類、彫刻用ブロック。
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比重:
(含水率 12%) | 0.41 |
平均重量:
(含水率 12%) | 449kg/m3 |
材積平均収縮率:
(未乾燥状態から含水率 6%) | 10.1% |
弾力係数: | 9515MPa |
硬度: | 2624N |
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