- 分布・産地
- 米国東部に広く分布。
- 主な特徴
- 辺材は乳白色。薄黄褐色から褐緑色のすじが入る。心材の緑色は光にさらされると褐色に変色する。木肌は中から密。木目は通っている。辺材部の大きさや物理性能は産地により異なる。優れた特性を多く持ち、用途も広い。ヨーロッパポプラに似た樹形であるため、米国ではポプラと呼ばれている。
- 加工性能
- 機械、プレーナー、旋盤加工、接着や座ぐり加工に適している。用途の広い材。乾燥しやすく安定性大。釘を使用しても割れることはほとんどない。ペンキ、エナメル、ステインに非常に良く馴染む。
- 物理特性
- 曲げ:低、衝撃:低、剛性:低、圧縮:低、密度:中。スチーム曲げは中に分類。
- 耐久性
- 耐朽性なし。防腐処理に関しては心材は難しさが中、辺材は浸透性が高く適す。
- 入手状況
米国内 | 広く入手可能。 |
輸 出 | 厚み、寸法ともに様々な規格で広く入手可能。 |
- 主要用途
- 家具、建具造作、キッチンキャビネット、ドア、パネル材、モールディング、横はぎ材、合板(米国)、彫刻。
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比重:
(含水率 12%) | 0.42 |
平均重量:
(含水率 12%) | 449kg/m3 |
材積平均収縮率:
(未乾燥状態から含水率 6%) | 9.8% |
弾力係数: | 10,894MPa |
硬度 | 2402N |
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